認知症と向き合い、もがく日々の記録。

認知症になった母と向き合う日々を綴ります。

大丈夫じゃないのよ。

母の通院には私の車で行くのだが

足の悪い母が乗るには背の高い車種なので

通販で買った踏み台を使っている。

 

後部座席に乗せてるので

私が先に降りて扉を開け

踏み台を用意するのだが

たまに母が先に扉を開けるので

『まだ降りないでよ。踏み台を置くから。』と

言うと、

『良いよ良いよ、大丈夫だから。』と

変なところで気を使おうとする。

 

大丈夫なわけないんだから

マジでやめてほしい!

 

踏み台なしで降りたりしたら

絶対コケるし

骨折でもして入院なんて事になったら

シャレにならないし

私も腰痛持ちで車を降りる時は

痛めないように用心してるので

母が降りてしまうかもと思うと

急いで降りなくてはいけないから

私が踏み台を用意するまで大人しく

待っててもらいたいのだ。

 

前に一度だけ、

『私も腰が痛いから、

急いで降りるのしんどいの。

頼むから待ってよ。』と言ったのだが、

当然忘れてるので

『良いよ良いよ、大丈夫だから。』と

言われる度に

私が大丈夫じゃないんだよ!

いい加減怒鳴りそうになる。

毎回グッと堪えてガマンするので

地味にストレスが溜まる。

 

母としては乗り降りの度に

私に用意させるのが悪いと思っているから

言ってるのだろうけど、

頼むから言うことを聞いて欲しい。