認知症と向き合い、もがく日々の記録。

認知症になった母と向き合う日々を綴ります。

まずは健康に。でもお金が...。

兄の入院がまだしばらくかかりそうだ。

もう一度手術しなければならないかも

しれないとメールが送られてきた。

 

何で兄ばかりがこんな目に

遭わなければならないのか

本当に可哀想で仕方がない。

 

とにかく、しっかり治して

元気になってもらいたい。

 

ただ、困った事に我が家は

お金の問題がある。

兄の医療保険はあるけれど

退院しないことには請求出来ない。

 

傷病手当ても申請するが

兄が色々と月々支払っている額には

到底足りないし

兄は家族を助けるために自分の貯蓄が

全く出来ずに来た。

 

入院費に関しては

限度額認定証があるので大丈夫だけれど

兄の口座から引き落とされる

毎月の支払いがやっかいだ。

何とかやりくりしてかき集めて

乗り切らねばならない。

 

保険が降りたら返してもらう予定とはいえ

あまりに長引くと立て替える事も

難しいほど我が家には余裕がない。

 

お金の心配さえなければ

兄もゆっくり焦らず治療に

専念出来るのに。

 

私がもっと丈夫な体なら

パートを増やして助けたいが

母の事もあるしどうにも出来ない。

 

宝くじが当たってくれたらなぁ...( ノД`)

 

あ~ぁ...やってしまった。

今までどんなに理不尽な事を

言われても、

病気が言わせてる事と我慢してきた。

 

兄が入院してから

毎日毎日、同じ内容の母からの電話に

疲れきっていた私は

今日も何とか乗りきろうと

30回近い電話に出て対応していた。

 

母からまた着信。

『お兄ちゃんから電話あったみたい。』

私は毎回母がそれを言う度に

『兄ちゃんは手術して、傷口が痛いから

まだたくさんは動けないの。

電話も病室では出来ないから

移動しなきゃいけない。

電話が鳴った時はもちろん出れば良いけど

タイミングが合わなくて出られなかった

時は、かけ直さずに

次にかけてきてくれるまで待ってあげてね。』

そう何度も説明してきたし

メモも貼り付けてある。

それなのに、

『電話に出ちゃいけないって言うから

出なかった。何で母親なのに

息子に電話しちゃいけないのよ!』と

言い出した。

 

もちろん私は電話に出るななんて

一言も言ってない。

タイミングが合わず、不在着信が

残っていた時は「かけ直さないように」と

言っただけだ。

そう母に言うと

『だったら最初からそう言えば

良いじゃないか!』とキレ出す始末。

 

色んな事が重なってなければ

スルーも出来たが

積もり積もったストレスと兄の体の心配と

金銭的な問題でとっくにキャパオーバー

だった私はとうとう我慢出来なかった。

 

『最初からずっと説明してるよ!!

何回も何回も!!

母ちゃんが忘れちゃってるんだよ!』と

怒鳴ってしまった。

 

やってしまったと思った...。

 

でも耐えられなかった。

 

私は兄に自分から電話はかけていない。

やり取りはメールで、

それを見た兄が返信をくれるか

電話をくれるかを待っているのだ。

それも母にはずっと説明している。

すっかり忘れてるけど。

 

母はメールのやり方を忘れてしまったので

送る事が出来ない。

だから電話するしか術がない母が

『電話をかけないように』と

言われた事に納得がいかないのもわかるが

色々忘れても『兄が心配』という気持ちが

ベースにあるのだから

兄に負担がかからないようにという風に

思ってくれたら良いのに

声を聞いて『大丈夫だよ』という言葉を

言って欲しいという自分の欲求の方が

勝ってしまってるようだ。

そんな風に思うのはスゴく嫌な考えだけど

母は昔から、どんなことでも不安になると

父や兄や私に

『大丈夫かなぁ、大丈夫だよね』と

聞いてくることがあった。

 

ペットを病院に連れて行く時も

心配なら自分も行って先生の話を

聞けば良いのに

帰って来て説明する父や兄に

質問攻めをして『大丈夫だよね』と

確認したがる。

そんな事がホントによくあった。

 

私も今、毎日の電話で何度も大丈夫だよねと

聞かれて正直うんざりしている。

こっちも不安なんだから聞かないでよって

言うのを堪えながら対応してるところに

訳のわからんイチャモンをつけられて

とうとうキレて怒鳴ってしまったが

もぅ言ってしまったものは仕方がない。

 

ただ、私に怒鳴られても

母がショボンとする様子はなく

最後までキレていたので

電話後ひとしきり怒って

一晩寝たら多分忘れるんだろう。

一緒に暮らす兄が声を荒げてしまった時も

次の日はケロっとしていたらしいから。

 

怒鳴ってしまった私は

罪悪感でいっぱいだけど

何事もなかったように

明日も1時間以上かけて実家に行くのだ。

 

私が今、病むわけにはいかない。

割りきってケロっとしてやる。

それしかないんだ。

 

鬼電2

兄の入院手続き、会社への連絡、

医療保険の事、母の事、

今は全てを私がやらなければならない。

 

加えて私自身の家庭の事、

パートもあるので

ホントにいっぱいいっぱいだ。

 

その上、母からの鬼電。

 

毎回内容が違うならまだ良いのだけど

ほぼ同じだから余計に疲れる。

今日も約20回かけてきているけれど

本人は初めてのつもりでいるから

私のしんどさはわかるはずもない。

 

時折、

兄の体調不良に気付けなかったと

泣かれてしまうと切なくて

色々忘れてしまいながらも

その時その時、心配と不安で

母も混乱してるんだなぁと

可哀想になる(ToT)

電話に気付かなかった事にしたくなる時も

あるけど、

一人で泣いてるのかなぁと思うと

無視も出来ず...。

 

とはいえ、

一日に何十回もかかってくるのは

ホントにツラい。ツラ過ぎる。

 

鬼電

つ、疲れた...(ΘдΘ)

兄が入院してからというもの、

母からの電話が止まらない。

 

仕方ないと分かっているし

連絡がつかないよりはマシなのだが

それにしても、鬼電が過ぎる( ´△`)

 

キリがないので、さすがに夜中は

マナーモードにして

割りきって寝ることにしているけれど

スマホを見ると

母は一体いつ寝てるのかというほどの

不在着信。

 

頼むから寝てくれ母ちゃん(ToT)

 

電話の内容は

『お兄ちゃん大丈夫かなぁ?』

『お兄ちゃん、入院中って何?』

『私、入院したなんて聞いてない!』

『電話くれた?』など

地獄の無限ループだ( TДT)

 

『電話くれた?』に関しては

「夜中の2時に電話するわけないじゃん!」

って、思わず突っ込みたくなる( -д-)

 

もぅどうすれば良いのやら。

しんど...。

 

介護認定。

兄が入院して約2週間。

無事に手術も終わり今はリハビリを

頑張っているようだ。

 

母からの電話は安否確認になるので

私に何度もかけてくるのは良いとして

まだ傷口が痛い兄にかけてしまうと

病室ではかけられないので

移動しなければならない。

 

その事を何度も伝え、メモを貼り付け

電話でも話すのだが

ほんの数十分前に兄から受けた電話を

忘れる母は、着信履歴と不在着信の

区別がつかず

兄からの着信履歴を見ては

『お兄ちゃんからの電話に出れなかった』と

私に電話をかけてくる。

その度に私は

『かかって来た時に出れなかったら、

仕方ないよ。こっちからかけると

兄ちゃん傷口痛いから動くの大変。

かかってくるまで待ってて。』と説明する。

母は『そうだね...』と引き下がるのだが

その声が若干『なんでよ!』って

イラついてるのがわかるので

こちらがまるで意地悪しているような

気持ちにさせられて正直しんどい。

 

母自身は兄の電話に出れなかったと

思い込んでるので、

『さっき話した時の履歴だよ』と

いくら言っても、それはそれで

『話してない!』とキレる事になる。

だから、とにかく履歴があっても

『かけ直すのはやめて』と言うのが

一番手っ取り早いのだ。

 

とにかく、母がなるべく穏やかに

納得出来る方向に持っていかないと

いちいちキレられては私が持たない。

 

ただでさえ、私自身にもただの着歴を見て

夜中の2時過ぎに

『電話くれた?』とかけてきて

寝不足な日々だ。

 

更年期の私は毎晩一度は必ず

目が覚めてしまうので

寝られる時に寝ておかないと

実家との行き来で事故でも起こしたら

動ける人が誰もいなくなってしまう。

 

共倒れにならないために割りきって

考えようと意識している。

 

兄が入院した事で、

母が一人になると心配や不安が

思ってる以上に増えた。

 

母は足を痛めているものの

トイレ、お風呂、食事など

基本的な日常生活は今のところ

出来ている。でも、

何かの拍子につまづいて転んで

ケガをしたらとかを考えると

本当に心配だ。

 

母が傷つくのでは...と躊躇して

先伸ばしにしていたが介護認定の申請を

この数日ずっと考えている。

 

家族が申請して『はい、認定!』と

なるなら、とっくにしているのだが

本人への調査もあると聞いているので

なかなか踏み出せない。

 

私が週末泊まってることも、

兄の手術前に二人で頑張ってと

見送った事もすっかり忘れているから

自宅に聞き取りに来られても

恐らく調査が済んでしまえば

忘れるとは思う。

 

だから、イマイチ踏み出せない

この気持ちは、

結局私の罪悪感なんだと思う。

でも、もうキレイ事は言ってられないし

金銭的余裕もないし、いざと言う時に

介護保険を利用出来る状態に

しておかないと本当に立ち行かなくなって

しまう。

 

今、申請をして母の介護度が

どの段階と判断されるかはわからないが

まずは地域包括支援センター

話を聞きに行って

今の現状を相談してみようと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八方塞がり。

日々に追われ過ぎて

記録を残すことすら出来ない今日この頃。

 

母が同じ話を繰り返すスパンも

以前より短くなってるし

想像もつかないような

ネガティブな妄想するしで

こちらの気が狂いそうになる。

 

そこへ持ってきて

母と同居してる兄まで入院してしまった。

退院するまで、母は自宅に一人。

足を痛めているので

徘徊するような事はないが、

家の中で転んだりしていないか、

ちゃんとご飯を食べているか

そばに誰もいないのが心配。

 

今まで週2で通っていたけれど

1日増やし、更に週末に泊まり

なるべく母を一人にしないように

しようと思っているけれど

私自身の生活もあるので

1時間以上かかる行き来は大変だ。

 

でも、とにかく兄にはキチンと体を治す事に

専念して欲しいので

諸々の手続きも母の事も

全部私がやるしかない。

すでに精神的にも体力的にも

もういっぱいいっぱいだけど...。

 

ただ、やっと自宅に戻っても

どんなに分かりやすくメモを残して

貼ってきても、

母から『お兄ちゃん大丈夫かなぁ』と

同じ内容の鬼電がひっきりなし(/´△`\)

休まる時がない。

 

正直、着信音がなると

ドキーッとして

聴こえなかった事にしたくなる時もある。

でも、そんな風に思ってしまう事が

『薄情だな私...』と許せなくなる。

 

何とか踏ん張って乗り切らなきゃ。

 

 

 

 

 

 

要らないよ~😫

『ご飯は冷凍ストックがあるから
炊かなくて良いよ』と伝えても

すぐに忘れてしまうので
しっかり炊いてしまう母...(^o^;)

目の前で兄が夕飯を食べても
数分後には『ご飯は?お腹空いたでしょ』と
聞いてくるらしい。

実家に行く度、おかしな時間に炊いたご飯が
炊飯器にたっぷりあって
保温時間が18時間!!(゜ロ゜)

慌ててラップに小分けして冷めたら冷凍。
もしくはチャーハンやチキンライスにして
兄の弁当用のストックに。

こんなに長く保温したら
冬はともかく、夏はさすがに怖い。

たくさん炊いても
食べてくれるなら良いのだけど
母はそれほど食べないから困ってしまう。

今のところ、
傷んでしまって捨てるという事はないが
金銭的に余裕のない我が家にとっては
勿体ない事は避けたい。物価も上がってるし...。

ただ、母が良かれと思ってしてる事と
わかってるのでツラいところだ...( ´-ω-)