認知症と向き合い、もがく日々の記録。

認知症になった母と向き合う日々を綴ります。

奥さんは母ちゃんだよぉ(´Д`)

色んな記憶がごちゃまぜな母。

怒りスイッチを押さないよう
適度に肯定しつつ、話をズラしていくのは
本当に神経を使う。

今日も3時間ほど電話で話したが
穏やかな様子ではあったけれど

現在不在の父には奥さんがいる設定に
なってるらしく
母の中では離婚届も出した事になっていた( -∀-)

足を痛めて一人では何処にも行けないのに
いつ市役所に行ったと言うんだい?母ちゃんよ( -д-)


普段、ある程度の話は否定せず聞くように
しているけど、
さすがに離婚は肯定出来ないから

『母ちゃん、夢でも見たんちゃう?』と
言ってなだめた。

でも『そうなのかなぁ。でもお父さん
いないじゃない...』と母は納得してない
様子だったので、いつものように

父が用事でいない事、終わったら帰る事を
1から説明。

『架空の奥さん』の話が始まってから
この説明がエンドレスで
いい加減私が参ってしまいそうだった。

そこで先日、父に連絡して
電話だと、話した事を忘れちゃうので
『用が済んだら帰るから待ってて』と書いた
手紙を送ってもらった。

今日も、『お父さんからの手紙がファイルに
あるでしょ?用が済んだら帰るって書いてあるから
読んでみ?』と促して何とか理解してもらった。

またすぐに忘れて同じ話しになるだろうけど
父からの手紙があると、口頭で説明するより
断然説得力があるので
書いてもらって正解だったと思う。

それにしても、何きっかけで
『架空の奥さん』は母の頭の中に現れたんだか。

私が知らないだけで、過去に父が浮気でも
してたんだろうか...(;゜∀゜)