認知症と向き合い、もがく日々の記録。

認知症になった母と向き合う日々を綴ります。

私に言われましても...。

母が不安で寂しい思いをしてるのは

わかっているので、

できるだけの事はしてあげたいと

思っているけれど

 

兄の入院がいつまでとか

何でこんなに長いのかとか聞かれても

『まだ、治療が終わってないから』としか

答えようがない。

更に、

病院内でコロナが出てしまったらしいので

病室で大人しくしているしかなく

電話も出来ないから

メールでやり取りするしかないのだが

しっかり理解できていないので

それを説明しても不機嫌な声になって

それはそれは感じが悪い。

 

兄を心配しているという気持ちの

ベースは有りながらも

記憶が途切れ途切れで

ごちゃごちゃになってるので

 

現実に父も兄も自宅に居らず

一人で居る状況に

『二人とも私がイヤになって出ていった』

という妄想に繋がってるようで

まるで私が何かを隠してるんじゃないかと

言わんばかりに

訳のわからん事を言ってくる。

 

丁寧に説明しても

よくわかんないと投げやりな態度を

取られるから

時間を置いて仕切り直して

かけ直そうと思ってると

『兄ちゃんからメール来たけど

返し方がわかんない( ´△`)』と

泣きついてくる。

 

ただ、兄に確認したら短い文だけど

ちゃんと返信が届いていたらしい。

なので安心させようと思って

『メール届いてたって( ´-`)』と伝えたら

『ホント?自分じゃよくわかんない(-""-;)』と

何を言っても不機嫌。

 

もうどうしたら良いのやら(ー。ー#)

 

送信履歴を見てごらんと言っても

『よくわかんない』

受信ボックスを見てごらんと言っても

『よくわかんない』

 

じゃあ何が知りたくて

私に電話してきてるのさ(# ̄З ̄)

 

私はこれでもかというぐらい

母の良く見えるところに

兄の状況をプリントしたモノや

メールのやり方、着信履歴の見方などを

貼ってきている。

母から訳のわからん電話が来た時に

『そこに貼ってあるメモにも

書いてあるから見てね』と言えば

私も説明がしやすいし

少しは楽になるからしたことだけど

 

貼ってあるものを読みながら

不機嫌に私を問い詰めてくるので

そうなるとお手上げだ。

 

もう先日のように声を荒げるような

事はしたくないので

『あっ、ごめん。◯◯(旦那)が

帰って来たからご飯の支度しなきゃ』と

ウソを言って電話を切るようにしている。

 

お互いにイヤな思いをしないための

ウソだから、もう割りきる事にした。

 

そうしないと私が持たない。